今月の「とものま」

7月の「とものま」

編集部より |
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そろそろ夏本番ですね。
今月も、Webマガジン「とものま」をご覧いただき、ありがとうございます。

7月は、池の水面が蓮の花に彩られる季節です。
蓮の花は、開くときに「ポンッ!」と音を立てるといいますが、実際に聞いたことがあるという人には出会ったことがありません。早朝から咲きはじめるので、機会があるとすれば、早朝に池のほとりを散歩する人か、ランニングを習慣にしている人でしょうか。
そもそも音がするということ自体、作り話なのかもしれませんが、蓮のつぼみを眺めていると、やっぱり今にも音を立てて咲きそうな佇まいで、「ちゃんと耳をすませば聞こえるかも……と思ってしまうのです。今年も、「もしかしたら」を胸に、蓮の花に会いに行こうと思います。

これから暑さが厳しくなっていきますが、「とものま」では7月も、皆さまに楽しんでいただける記事、興味深く読んでいただける記事を元気に公開してまいります。
絵本がいいってほんと?には、和歌山大学の米澤好史先生にご登場いただきます。これまで同連載では、脳科学や言葉の発達の観点から絵本を掘り下げてきましたが、今回は「愛着」との関連についてお話をうかがいます。

それから、新しい連載も始まります。タイトルは「あの人の ほっとするとき ほっとするもの」。作家の方々に「ほっとするひと時」や「ほっとしたい時のとっておきアイテム」を教えていただきます。
初回は、あの児童文学作家の方から、とびきり楽しい原稿をいただきました! どうぞお楽しみに。「とものま」らしく、ほっとひと息つける連載になりそうです。

今月も「とものま」を、どうぞお楽しみください。

とものま 編集部

編集部・I
万博で、心筋細胞シート(iPS細胞から作られた心臓の働きを助けるシート)を見学しました。赤い溶液のなかで、丸くて平たいものが、時々、ぴくっと動きます。一緒に行った息子(小学4年生)に、「生きてるタクアンみたいだね!」と感想を伝えたところ、「どうしてそんなこと言うの?」と不満顔。「タクアンじゃないよ、人の命を救うすごい技術なんだよ」と諭されました。見た目の印象を口にしただけなのに……。

編集部・K
スポーツはやるのも観るのもずっと無関心、むしろ苦手でした。でも、数年前からバレー観戦にはまっています。今はネーションズリーグという国際大会の最中。この春バレー部に入部した娘と「よっしゃー」「ナイスサーブ!」とハイタッチしながら、手元のスマートフォンではバレーファンの友人と「●●くん(選手名)すごい!」などとやりとりして忙しく見ています。最近は欲が出てきて、自分もやってみたいと無謀にも思ったり。私の夢「運転したい(ペーパードライバー歴20数年)」に、「バレーボールやりたい」が加わりました

編集部・T
スーパーに並んだ完熟梅の香りに誘われて、思わず1kg買ってしまいました。「梅干し 干さない」でヒットした「梅漬け」を作ろうと思い立ち、材料がそろうまでと袋のまま一日置いておいたら、なんと漬ける前から白カビが発生。いろいろ調べて、一部を廃棄し、無事だった(と思われる)梅の1/3を梅ジャムに、残りをホワイトリカーで強めに消毒&塩多めで梅漬けにしてみました。カビの再来におびえつつ、毎日面倒を見ています。

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うさこちゃん70周年記念
「うさこちゃん」と「ミッフィー」…2つの名前があるのはなぜ? 小さな白うさぎの絵本が日本にやってきたときのおはなし。

1955年にオランダで生まれ、今年70周年を迎えた「うさこちゃん」。ディック・ブルーナさんが生み出した、かわいらしいうさぎの女の子は、今も世界中で愛されています。この連載では、誕生70周年にあわせて「うさこちゃん」シリーズの魅力に迫ります。第1回は、「うさこちゃん」がどうやって日本にやってきたのか

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編集部より
絵本作家の簡単ごはん
信じられなーい|角野栄子

絵本作家のみなさんに、お気に入りのレシピを教えてもらいました。それぞれの家庭の定番料理から、旅先での忘れられない味を再現したものまで……作家たちの素顔が垣間見えるエピソードとともにお楽しみください。第3回は『魔女の宅急便』の角野栄子さんです。 信じられなーい 角野栄子 近頃食べた

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えほんQ&A
Q6 読み聞かせは何才ごろまで続けたらいい?

「えほんQ&A」は、読者のみなさまから寄せられた疑問や悩みにお答えする連載です。「子どもが同じ本ばかり読んでほしがる」「読み聞かせを最後まで聞いてくれない」など、誰にでも気になることはあるものです。絵本や読み聞かせを楽しむときの参考に、どうぞご覧ください。 Q 読み聞かせは何才ごろまで続けた

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