今月の「とものま」

6月の「とものま」

編集部より |
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梅雨入りはいつごろ…? と、気になる季節ですね。
今月も、Webマガジン「とものま」をご覧いただき、ありがとうございます。

子どもの頃、雨の日の窓ガラスを飽かず眺めたことがあるという方……いらっしゃるのではないでしょうか。雨粒がゆるやかにつたっていって、ほかの雨粒にあたると速くなり、最後は流れ星のように落ちていく。並んで落ちていく雨粒はまるで競走しているようで、負けている方を熱心に応援して……。子どもの頃は、雨の日の窓にもドラマがありました。

連載記事をいろいろ準備していると、ひと月があっという間にすぎていきます。皆さまにお届けしたいものがいっぱいあって、あれもこれも……とよくばって考えてしまうのですが、信頼できる記事をお届けすることを大事に、ひとつずつ、形にしていけたらと考えています。

そして、SNSでご協力をお願いしたアンケートに多くの声を寄せていただき、ありがとうございました。スタートして間もない「とものま」ですが、「応援しています」というメッセージもたくさん頂戴し、多くの方々に支えていただいていることを実感しています。記事についてのご要望は企画検討の際にさっそく参考にさせていただいています。絵本や読み聞かせの疑問には、「えほんQ&A」で順次お答えしていきます。
アンケートには、3月で休刊となった雑誌「母の友」を読んでくださっていた方からも多くの回答をいただきました。紙の雑誌とwebマガジンという違いがある中で、「とものま」に何ができるか、そしてwebだからできることは何かということを考えていきたいと思います。子どものそばにいる方々に寄り添い、共に考えていく場に「とものま」が育っていくよう、ぜひ見守ってください。

6月は絵本がいいってほんと?に言語心理学を専門とする今井むつみ先生、えほんとわたしにはタレントの関根麻里さんにご登場いただきます。

そして、新しい連載も。ひとつめは、「わたしの限界本棚」。福音館書店の社員が、ひと箱に絞った蔵書を紹介していく連載です。

もうひとつ、「母国オランダの刊行から70周年を迎えたうさこちゃん」シリーズを深掘りする連載も予定しています。「うさこちゃん」でピンとこない方も、「ミッフィー」と聞けば……? 「うさこちゃん」と「ミッフィー」、呼び名がひとつではない理由も連載で解き明かします。

今月も「とものま」をどうぞお楽しみください。

とものま 編集部

編集部・I
児童書専門店の方に「とものま」スタートのご報告をしていると、来店していたお客さまから「とものま、フォローしていますよ」と嬉しい言葉。その方のご子息が将棋のプロ(それもすごい方……)とうかがって、重ねてびっくり……。将棋にハマっている我が家の息子に自慢しなくては。

編集部・K
資料として子育て関連の本を読むことが増えました。子どもへの接し方についての本を読むと、NGとされていることばかり自分はしていたことに気づき、唖然とします。まだ間に合うと前向きに考え、我が子への声かけを少し変えてみたり。急な変化に「怪しい」と思っているみたいですが……。

編集部・T
初夏のオランダを訪れ、新緑が赤い家々に映える、街の美しさに心を撃ち抜かれて帰ってきました。自転車の多さは有名ですが、ミュージアムもたくさんあるオランダ。可能な限り訪問しようと4都市を駆けずり回って、名画の数々を堪能してきました。うさこちゃんにも会えましたよ!

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