絵本作家のみなさんに、お気に入りのレシピを教えてもらいました。それぞれの家庭の定番料理から、旅先での忘れられない味を再現したものまで……2000年から2002年にかけて「こどものとも年少版」折込で連載されていた「私の料理自慢」を改題・再掲いたします。作家たちの素顔が垣間見えるエピソードとともにお楽しみください。
第11回は『かさ かしてあげるね』、『わたしのワンピース』(こぐま社)などの絵本を手掛けた西巻茅子さんです。
西巻茅子
冷蔵庫の中を覗いて、何かもう一品をと思うとき、創作意欲がもくもくと湧いてきて、私のオリジナル簡単レシピが生まれます。その中で(失敗作も沢山ありますが)我が家の定番となったものをいくつか。
[材料]にんじん、塩、コショウ、サラダ油、プレーンヨーグルト
[作り方]
① にんじんをマッチ棒くらいの細切りにして、濃いめの塩水に10分ほど漬けておく。
② 水気を切ったにんじんに、コショウとサラダ油をまぶして、たっぷりのプレーンヨーグルトで和える。
※美しい一品!
[材料]炊きたてのごはん、大根の葉、塩
[作り方]
① 大根の葉を茎からちぎり取って、熱湯で一瞬ゆでる。
(茎はぬかづけかみそ汁の具に)
② ①をきつく絞ってからミジン切りにし、もう一度水気を切る。
③ ②を適量(多めの方がよい)の塩とよく混ぜ合わせる。
④ 炊きたてごはんに③をふりかけ、味を見ながら混ぜる。
※②を沢山作って冷凍しておくと、いつでも葉っぱのごはんが食べられます。おにぎりにしてもgood!

[材料]きゅうり3・4本、塩ざけ一切れ、長ねぎ半本、しその葉、塩
[作り方]
① きゅうりは塩で板ずりして、たて半分に切り、両方ともタネの部分をティースプーンでこそげ取っておく。
② 塩ざけを焼いてほぐしておく。
③ ねぎのミジン切りと、しその葉の千切りを②とよく混ぜて、きゅうりの凹部分に盛り、もう一方のきゅうりでふたをする。
④ 卓上漬物器に上記のきゅうりを並べて、2~3時間押しをする。
※四つくらいに切って、冷やして食べるとおいしい!
[材料]里いも1kgくらい、長ねぎ1本、干ししいたけ3・4枚、牛ひき肉少々、サラダ油、塩、コショウ、片栗粉
[作り方]
① 里いもの皮をむき、ゆでて、熱いうちにすり鉢などでよくつぶす。
② ねぎ、しいたけ(もどしたもの)のミジン切り、牛ひき肉(なくてもよい)をサラダ油で炒め、塩、コショウで濃いめに味つけをする。
③ ①に②を混ぜ合わせる。
④ 冷めたら、手のひらに油をつけて、おだんご又は小さめのコロッケ型に作って、片栗粉をまぶす。
⑤ 揚げ油でさぁっと揚げる。
※来客に大好評

※「こどものとも年少版」2002年2月号折り込み付録より改題・再掲
※表記は掲載当時のままとなっています
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\おいしそうな料理はほかにも…/
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