今月も、Webマガジン「とものま」をご覧いただき、ありがとうございます。
桜につづいて、つつじや藤が咲いて、いよいよ5月ですね。写真のヤマボウシも、そろそろ咲きはじめるころでしょうか。
先日取材のために訪れた金沢の町も、新緑と季節の花々に彩られていました。
月刊絵本「こどものとも」が 70 周年を迎えた今年、石川県立図書館で開催された企画展「こどものともの歩み」(4/7-19)を訪れると、週末ということもあり、とても多くの方が足を運んでくださっていました。ぐりとぐらの「たまごのくるま」のフォトスポットには、くるまに乗り込んでかわいらしくポーズをとる、ちいさな子どもたちの姿。70 年たった今も、「こどものとも」のそばに、子どもの笑顔があることを、とても嬉しく思いました。
この地で企画展が行われたのは、金沢が福音館書店の発祥の地だからです。地域の書店として親しまれた建物があった場所は、現在コインパーキングになっていて、当時を思うよすがはありません。しかしながら、「手から手へ」をはじめ、さまざまな連載を通して、戦後の子どもの本の歩みや、ロングセラーにまつわるエピソードを追いかけている目には、特別な場所として映りました。
ここから始まって、今に続いているということ。その道のりの先に「とものま」もあるということ。
──気持ちをひきしめて、今月も走り抜けたいと思います。
それでは、今月の「とものま」の公開予定のお知らせです(公開日は前後することがあります)。
5/4 来月は これ読もう!(6月におすすめの絵本&読み物11選)
東京子ども図書館の皆さんがおすすめの本を紹介してくれる、こちらの連載。6月の選者は笹岡智子さんです。絵探しが楽しめるあの絵本や、夏至のお祭りを描いた海外の絵本、もちろん雨の季節にぴったりの本も!
5/8 こども時代、どう生きる!?
漫画家の細川貂々(ほそかわ てんてん)さんが、各界で活躍する方々に「子ども時代」をキーワードに話を聞き、子どもの悩みや親の思いを描き出す連載。第2回は、先月に続いて、哲学者の内田樹(うちだ たつる)さんが登場します。
5/11 有賀さんの スープと、やさいと。
スープ作家の有賀薫さんが、旬のおいしい野菜を使ったレシピを教えてくれるこちらの連載。5月は、アスパラガス! 「アスパラたまごのスープ」と「アスパラベーコンのリゾット」の2品を。
5/13 親の知らない 子どもの時間
大阪・おおとりの森こども園で園長を務める松本崇史さんが、園生活の中での子どもたちの成長をつづるこの連載。5月のテーマは「生き物と暮らす」です。生き物との暮らしを通して、子どもたちが直面するものとは、いったい何でしょう…?
5/15 あの人の ほっとするとき ほっとするもの
今回「ほっとするとき」を教えていただくのは、新刊『いろいろ色のはじまり』の作者・田中陵二さんです。鉱物を愛してやまない田中さんが、野外調査の際に「ほっとする」ものは、温かいあの飲み物でした。化学者ならではの「ほっとする」ものもご紹介いただきます。
5/21 こどもとわたし
各界で活躍する方に「こども」をテーマにエッセイをつづっていただく「こどもとわたし」。5月の執筆者は、元航海士の倉田美和さん。小学5年生のときにある本と出会ったことが、航海士の道を選ぶきっかけになったそうです。愛読した物語の舞台を航海士としてめぐるくだりに、胸がときめきます。
5/22 こどものこころの保健室
北海道で長年、子どもの心の悩みに寄り添い続けてきた児童精神科医・田中康雄さんの連載。今回は、クラス替えがきっかけで、学校に行くことができなくなった小学3年生の女の子のお話。診察室を訪れた親子に、先生はどのように言葉をかけ、心の内を知ろうとするのでしょうか。
このほかの連載記事も、順次公開してまいります。今月もぜひ、「とものま」をお楽しみください。
とものま 編集部
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編集部・I
四つ葉のクローバーを見つけるのが得意です。4/25・26に東京都中野区の四季の森公園に出店した「ふくいんかんのえほんやさん」は、公園内の建物が会場でした。来てくださった方々に本のご案内をしたり、風船を配ったり、絵本の読み聞かせをしたり。休憩時間に屋外に出ると、気持ちのよい春の日差しです。ふと足もとに目をやると、あれ? これって……。ひさしぶりの四つ葉のクローバー。ひとつ見つかると、たいていほかにも見つかるものですが、この日はひとつだけ。お店に来てくれた女の子にプレゼントしました🍀

編集部・K
健康診断である項目がひっかかり再検査となり、その専門科の病院を久しぶりに受診しました。入るなり、「10年ぶりですね。3歳と7歳だったお子さんは、もう中学生と高校生ですね。頑張りましたね」とやさしく言われて、思わず泣きそうに。自分では5年ぶりくらいのつもりがもう10年経つのかと驚きもありました。そして、そんな小さな時期もあったなぁ……と思春期真っただ中の子どもたちを思い浮かべました。再検査は問題なく終わりそうですが、この病院に定期的に通いたくなりました。

編集部・O
先日、珍しく「運動しよう!」と思い立ち、毎晩ランニングしている中学生の息子に便乗して、2日ほど走った日がありました。その後、ご近所の息子の友達のお母さんから「この間走ってたね!」と声を掛けられ、さらにその2日間をたまたま見かけたという別のお母さんからも「もしかして毎日走ってる? すごい!」と。三日坊主にすらなっていない、たった2日の気まぐれがこんなに目撃されていたとは・・・・・・。いっそのこと毎日走ろうかな? と思ったものの、今のところ思うだけに留まっています。
▼ 先月の人気記事はこちらでした!▼
来月は これ読もう!
親子でたのしい! えほんやさんぽ
わたしの限界本棚
こどものとも70周年
こどもに聞かせる 一日一話
絵本の舞台を訪ねて
絵本の選びかた
絵本のとびらを開いたら
有賀さんの スープと、やさいと。